2028年度に日本で初めて運航が予定されている「ディズニークルーズライン」。このニュースはディズニーファンのみならず、豪華客船の旅を愛する人々にも注目されています。日本独自のディズニークルーズはどのような内容になるのか、既存のクルーズラインとどう違うのか、現時点でわかっている情報を詳しくお伝えします。
日本にやってくる「ディズニークルーズライン」!最新情報を徹底解説
ディズニークルーズラインとは?
ディズニークルーズラインは、1998年に始まったディズニーの豪華客船事業です。現在運航している船は以下の通り:
- ディズニー・マジック(1998年就航)
- ディズニー・ワンダー(1999年就航)
- ディズニー・ドリーム(2011年就航)
- ディズニー・ファンタジー(2012年就航)
- ディズニー・ウィッシュ(2022年就航)
これらの船はフロリダを拠点とし、ディズニー所有のプライベートアイランドやバハマ、カリブ海を巡る航路で人気を博しています。
特徴
- 洋上のテーマパーク:ミッキーやミニーが登場するショー、特別なレストラン、そしてウォータースライダー付きのプールなどエンターテインメントが満載。
- オールインクルーシブ形式:食事やエンターテインメントが料金に含まれているため、追加の出費を気にせずに楽しめる。
- 多様な航路:家族向けの短期クルーズから長期の豪華クルーズまで、幅広いプランが用意されています。
日本で運航予定のディズニークルーズ
2028年度に日本で就航予定のクルーズ船は、ディズニー・ウィッシュ級の総トン数約14万tの巨大客船です。このサイズは、日本で馴染みのある豪華客船「飛鳥II」よりもはるかに大きく、東京ディズニーランドのシンデレラ城よりも高い船体を持っています。
基本スペック
- 総客室数:約1250室
- 乗客定員:約4000人
- 乗組員数:約1500人
- 料金:1人10万〜30万円台を予定
- 航路:首都圏の港を発着する短期航路が中心
運航の背景
ディズニークルーズラインがこれまで日本で普及しなかった理由として、フロリダなどの寄港地までのアクセスが遠かったことが挙げられます。しかし、今回日本での運航をオリエンタルランドが手がけることで、ディズニーのクルーズ体験が身近になることが期待されています。
クルーズ船内での体験
1. エンターテインメント満載の船内施設
クルーズ船の目玉は、まるでテーマパークのような充実した施設です。
- ウォータースライダー「アクアマウス」
ミッキーやミニーをテーマにしたスライダーで、アニメの中に入ったような感覚を楽しめます。 - ウォルト・ディズニー・シアター
毎晩異なるショーが楽しめる本格的な劇場で、映画「リトルマーメイド」や「アラジン」のミュージカルが人気。 - キャラクターグリーティング
ミッキーやプリンセスと触れ合える特別な体験ができるのも魅力です。
2. テーマレストランで特別なディナー
- 「アベンジャーズ:クォンタム・エンカウンター」では、マーベルヒーローと一緒にディナーを楽しめます。
- 「アレンデール:フローズン・ダイニング・アドベンチャー」では、アナ女王とクリストフの婚約パーティーがテーマ。
3. 大人専用エリア
『スター・ウォーズ』をテーマにした「スター・ウォーズ:ハイパースペース・ラウンジ」や、落ち着いた雰囲気のバー「クワイエット・コーヴ」など、大人だけが利用できる空間も充実しています。
日本版クルーズの見どころ
- オリエンタルランド独自のエンターテインメント
日本の文化や季節に合わせたオリジナルイベントが期待されています。 - 短期航路の利便性
首都圏発着のため、気軽に参加できるクルーズになる見込みです。 - 日本船籍の特別な運航スタイル
カボタージュ規制の関係で、外国に寄港せず洋上エンターテインメントのみを提供するスタイルになる可能性があります。
今後の展望とディズニークルーズラインの進化
ディズニーは今後数年間でさらに4隻の新しいクルーズ船を建造予定です。2024年には「ディズニー・トレジャー」、2025年には「ディズニー・デスティニー」「ディズニー・アドベンチャー」が就航予定。日本での成功次第では、オリエンタルランドが運営する2隻目が登場する可能性もあります。
まとめ
2028年度に就航予定の日本版ディズニークルーズは、ディズニーファンだけでなく新しい旅行体験を求めるすべての人にとって魅力的な選択肢です。首都圏発着の便利な航路や日本独自のアレンジが加わることで、洋上でもディズニーの魔法を存分に味わうことができるでしょう。
一度乗ったら忘れられない特別な体験。今から計画を立ててみてはいかがでしょうか?
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